2010761 ランダム
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第7話 未来はこの手で

第7話 未来はこの手で

結局、封筒の中には、変な手紙の他には、エロいネーチャンの写真しか入っていませんでした。

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封筒に記載された差出人の住所から、これが第3新東京市から発送された物であることが分かるくらいです。

「お前の父親はピンク産業に勤めておるのか?」

管長、ちょっと心配そうです。

「よし!ワシがついてってやろう!!」

鼻息荒く、目を血走らせて叫ぶ龍和尚。
何を考えているのかは、一目瞭然です。
そんなとき、いつもは変人度、No.1のナーマオウが珍しく神妙な顔をし
てシンジに話しかけました。

「いいデスか、シンジ、よ~く聞きなサ~イ。」

お前は何人だ!?
今更、そんなベタな突っ込みは誰もしません。
シンジはナーマオウから、今までに何度も何度も聞かされた自分の身体についての注意事項について、もう一度念押しされた後、裏の納屋に連れて行かれました。
そこに有ったものは、一台のバイク。
ナーマオウは、自らの作ったマシン、トライチェイサーを餞別代わりにシンジに渡したのでした。

「おい、ナーマオウ!!なんでお前ばっかりええ格好しとるんや!」

そう叫びたい気持ちをぐっと抑えて、龍和尚はシンジの肩を掴み、こう言いました。

「どんなところに行っても、お前にはワシが教えた武術がある!!気にくわんヤツなんぞ叩きのめしてしまえ!!」

馬鹿なことを叫び出す龍和尚は、後ろから管長にシバキ倒されました。

「羅漢寺で学んだ、御仏の心を忘れるでないぞ!」

管長も別れが辛そうです。

「これまで有り難うございました!!」

立派に成長したシンジ君、いやシンジは、トライチェイサーに跨り、羅漢寺を後にしました。

一路、第3新東京市に向かうシンジを待ち受ける運命とは如何なるものか?!

第壱部 幼年編 完  第弐部 本編 に 続く



いよいよ次回より、新世紀エヴァンゲリオンの二次小説開始です!!
乞う、ご期待!!!


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